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茶系レンガ色の森 [ブラボー]

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紅葉でも黄葉でも無く 茶系のレンガ色に染まるメタセコイア
スギ科の落葉性の針葉樹で 円錐形の整った樹形になり
さわやかな新緑が美しく 秋の紅葉は赤褐色~黄褐色で
このように渋い趣がある 葉は扁平な針葉樹で対生し
秋には小枝ごと落ちるという メタセコイアは化石が
先に発見されていたが 1945年に中国に自生しているのが発見され
「生きている化石」として有名になった 陽樹で成長がきわめ早く
滴潤の排水のよい肥沃地に適し また水湿地でもよく育つという

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紅葉の森を歩く [時節]

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幾度となく紹介しているが とにかく広い公園で
多彩な表情を見せてくれる 東京23区に在りながら
東京都は思えない規模とその景観には 驚かされるが
昔の東京には いたる所に在ったと思われる
さて森とは樹木が多くこんもりと生い茂っているところで
人の手が加わっておらず、樹木の種類も様々で規模が大きく
林は人の手が加わっていて 同じ種類の樹木が多く立ち並び
規模も小さいという メタセコイアの森
木々も規模も大きいが ここはメタセコイアの林
そんなことはどうでもいい メタセコイアの森である

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水元の名の起こり [な~るほど]

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小合溜井が完成した年は 見沼代用水完成の翌年で
江戸時代初期の利根川と荒川の大土木事業の一環
手賀沼・印旛沼開発 多摩川の改修をしながら小合溜井を
築いた 小合溜井完成の翌年には見沼通船堀が完成していて
小合溜井により 東葛西領の50あまりの町村を潤す水源と
なったため ここを「水元」と呼ぶようになったという
この小合溜 東京都と埼玉県の県境を成し 県境の境界線を巡り
葛飾区と三郷市が対立し 県境未確定区域が存在するという
東京から臨む 埼玉県の紅葉である

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水元公園 時の流れ [な~るほど]

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小合溜(こあいだめ)は 享保14年(1729) 8代将軍
徳川吉宗の命(享保の改革)で見沼代用水の開削
見沼干拓(見沼田んぼの開拓)などに手腕を発揮した
紀州藩の井沢弥惣兵衛(いざわやそべえ)が築造
もともと葛飾には 東葛西領新宿と西葛西領亀有の間を流れる中川を
せき止めて造った亀有溜井が在ったが 享保14年(1729)には
亀有溜井を廃止し 新しく小合溜井を築いたという
300年近くも前の出来事である

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用水池「溜井」 水元公園 [な~るほど]

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こちらは千葉県三郷市のみさと公園側からの水元公園
東京都を臨むフォト 小合溜を県境としているが
紅葉した木々の様子は変わらない
小合溜(こあいだめ)は 小合溜井(こあいためい)とも呼ばれ
東京都葛飾区と埼玉県三郷市との県境に位置する中川
(古利根川)の一部となる池で 江戸時代に築かれた用水池「溜井」
のひとつで 今は水元公園とみさと公園が 池の周囲を取り囲んでいて
水郷と木々の織り成す自然環境のなか
訪れる人に こころの落ち着き 安らぎを与えている

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幻のコラボレーション [気ままに散歩]

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先日 皆既月食で賑あわせてくれた月も 今は
静かにその形を映しているが 昼間の月の姿も
こうした秋深い色彩のなかに於いては 趣がある
この時は 飛行ルートと重なって 羽田から離陸した
ジェット機と重なるフォトを狙っていたが
 上手くいかず 月のみのフォトとなり
好機を逃し残念であったのを覚えている

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東京から埼玉を臨む [ブラボー]

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秋の紅葉に染まる県境てある
公孫樹の黄葉の舞い落ちる東京都側
そして紅葉のメタセコイヤの並木が続く千葉県の三郷公園
紅葉と黄葉の県境の池は小合溜 県境であり
東京都の東の端あたりに位置する
このフォトの何処かに 飛ぶ水鳥が写っていれば
言うことは無かったが こちらの思い通りにならないのは
何時もの通りであり また次のチャンスを待つ

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黄葉が描く世界 [時節]

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色付いた公孫樹の樹である
黄葉の一番美しい姿を演出するように枝を伸ばしている
この姿に迷いもせず 自然と向いたカメラであった
公孫樹の樹も そして秋の陽も理解していると思える
そんな瞬間である 黄葉していなければ
見向きもせず 通り過ぎてしまうそんな場面
色彩が私を引き留め その構図につられ
シャッターを押した お気に入りのフォトとなる

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巡る季節を追い掛ける [めぐり逢い]

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さて 皇帝ダリアの咲く頃 水元公園は
冬を迎える水鳥たちの姿が増えて来た
その水鳥を求めて 公園には三脚を片手に
冬鳥ゲットのカメラマン この中から珍しい鳥を
探し出すのである 素晴らしいとしか言いようがなく
また鳥をよく知っているのであり
それぞれが携帯で情報を交換している
これも この公園の環境によるところのものである
越冬する冬鳥を追い掛ける場所は 東京である

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「Dahlia Imperialis」 [めぐり逢い]

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皇帝ダリアのアップのフォトである
日本を含め 各地で花卉鑑賞用の園芸植物として
植えられているというが 私が観たのは一年前
キダチダリアの名称の由来 は英名の「Tree Dahlia」
の日本語訳で 学名は「Dahlia Imperialis」であり
これが皇帝ダリアの日本語訳に由来しているという
ダリアのなかでも高く咲くこの花の花言葉は「乙女の真心」
そして「乙女の純潔」など女性の心や気持ちを表すのは
このピンクの花が影響しているのかも知れない

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皇帝ダリア(キダチダリア) [ブラボー]

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皇帝ダリア(キダチダリア) あまり見かけない花なのだが
違う日の散歩途中に発見した この花は高地・山地の植物で
標高1,500~1,700mの所に生育するというが 私が発見したのは
双方共に平地である 塊根を有する多年草で 冬期の休眠の後
急速に生長し 脆く竹のような膨れた節のある四角形の茎と
大きな3回羽状複葉を展開し、地面近くの葉はすぐに
日陰に入ってしまうという 懸垂しまたは下向きに咲く頭花は
直径75~150mmで 舌状花はラベンダー色または紫がかった
ピンク色をしていて目立ち 人を引き寄せるのである
木の葉が色ずく秋に 珍しいピンクの花である

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秋空に皇帝ダリア [時節]

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以前にも紹介したことがあると思うが 皇帝ダリアである
名前が印象的なことと 木のように少し高いところに
花を付けるが 木には見えない この木は高さ
5~6mであったが 高さ8~10mになるダリア属の種で
メキシコ 中米 コロンビアが原産で 日本では学名を訳した
「皇帝ダリア」と呼ばれ 俗にキダチダリアと呼ばれる
日本の花に見られる特有の情緒とか美しさとは
違って 見上げるように咲く花として印象的である

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日本民家園を終える [めぐり逢い]

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丘陵地の地形と里山の自然を活かした生田緑地公園
園路には 多数の登り坂や下り坂 階段 自然路などが点在し
自然環境のなかを散策している そんな感じである
緑深いなかで ビルらしい建物など いっさい現れない
土と緑に囲まれた空間の公園であるのが 嬉しく思える
都会の雑踏の色合いから 自然環境の風景が
やさしく包み込んでくれる 懐かしい環境でもある
そんな環境も もうすぐそこに迫った入口を出れば
駅へと向かう 下り坂と共に現れる街並みのなかへ
下りて行く普段の街の風景が 待っているのである

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花菖蒲園 生田緑地 [気ままに散歩]

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日本民家園をあとにした 生田緑地公園は多摩丘陵に広がる
川崎市最大の緑地で 芝生広場 自然探勝路の他 日本民家園や
プラネタリウムを持つ 「かわさき宙(そら)と緑の科学館」
「岡本太郎美術館」などがあり様々な楽しみ方ができる場所で在る
これは生田緑地公園のしょうぶ園 この時は未だハナショウブが
咲くには早い季節であったが 6月中旬ごろには
約2,800株が見ごろになり 紫や白の花が一面に咲き誇るという

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道端に庚申塔 [な~るほど]

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こちらは庚申塔である 庚申塚ともいい
塚の上に石塔を建てることから
庚申塚 塔の建立に際して供養を伴ったことから
庚申供養塔とも呼ばれる 中国より伝来した
道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた石塔のことで
庚申講を3年18回続けた記念に建立されることが多い
庚申待(庚申講)とは 人間の体内にいるという三尸虫(さんしちゅう)
という虫が 庚申の日の夜[1]寝ている間に天帝にその人間の悪事を
報告しに行くとされていることから それを避けるためとして
庚申の日の夜は夜通し眠らないで 天帝や猿田彦や
青面金剛を祀り 勤行をしたり宴会をしたりする風習である

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畜生道の馬頭観音 [めぐり逢い]

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馬頭観音である 馬頭観世音(ばとうかんぜおん)とも呼ばれ
馬の守護神として知られる仏様で 「馬頭明王(めずみょうおう)」
と呼ばれることもあるという 馬頭観音は
六道における畜生道を救う仏様で 六つの世界は
楽しみや幸福が多い世界から順に
天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道に分けられている
畜生とは鳥や獣 虫などを意味し 畜生道は生前 動物や植物などの
生き物を大切にしなかったり 命を粗末にしたりした人が
生まれ変わる世界で 馬が草を食べるように
人々の煩悩を食つくし 災難を取り除いてくれると言われている

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茅葺は最も原初的な屋根 [な~るほど]

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茅葺の茅(カヤ)とは ススキやヨシ(アシ)など古来有用とされてきた
草本の総称で 茅葺は世界各地で最も原初的な屋根とされ
日本でも 定住化が始まった縄文時代・弥生時代から
平安時代にかけての遺跡(登呂遺跡など)で検出される
竪穴建物などの屋根は 茅葺きであったと推定されているという
また 茅葺きは日本独特なものではなく
英国やドイツ 北欧諸国など 世界で広く見られるという
しかし日本固有の木造建造物を受け継ぐための 伝統技術の
重要性から「伝統建築工匠の技」の一つとして茅葺は
2020年11月17日に ユネスコ無形文化遺産に登録された
屋根以外に 壁やオブジェを茅葺にすることもあるという

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日本家屋 茅葺の家 [ブラボー]

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こうして観ていると 心落ち着く日本家屋 茅葺の家である
日本で現存最古の茅葺屋根民家は 兵庫県神戸市にある
箱木家住宅(国の重要文化財)で 室町時代に建てられたという
人の茅の利用の歴史は古く 茅が水分に強いことは古くから知られ
屋根材では茅に比べると 藁(ワラ)は油分が少なく耐水性に
劣るとされている しかし茅よりも藁のほうが入手しやすく
民俗例では茅葺き屋根であっても 最下層の下地には
藁を用いていることが多いといい 屋根材により茅葺は
藁葺(わらぶき)や草葺(くさぶき)と区別する場合があるという

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木造造りの日本家屋 [ブラボー]

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日本民家園は起伏に富んだ生田緑地に広がり
このようにトンネルをくぐって行く場所もある
下りが多い帰り道は 心なしか気分は楽になっている
一度通って来た道 ということもあって足取りも軽い
木造の造りの日本家屋は 地震国との影響もあってか
どっしりとした太い木を細工して組み合わせている
そんな技をいたる所に見て取れる 日本人は
そんな環境のなか 知恵と技で生き抜いて来たのである

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時の流れを散歩する [ブラボー]

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日本民家園を訪れたのは 4月の中旬
木々は新緑へと向かっている最中であった
コロナ過と平日ということもあり 園内は閑散として
ゆっくりとウォーキングを兼ねた散策が出来た
昔の農村 あるいは漁村の民家やその他の建築物を
一堂に 集中して観られる空間に酔いながら歩いたが
とりあえず終わりであるが 園内は広く
まだ見ていない部分もあったと気付いたのは
ブログに載せて 調べている最中であった

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舞台下の奈落への入口 [ブラボー]

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今回は入ることが出来なかったが 舞台の下へと
通ずる階段である この舞台の規模の大きさを知る
一面であり この奥の舞台下の奈落には舞台回しのための
装置が設けられているのであろうか 興味津々であった
楽屋が設けられていた舞台の中二階には 廻り舞台のほか
セリアゲ=スッポン(舞台床の一部を上下に昇降させる設備)
のある花道 花吹雪を降らせる舞台上部の簀子(すのこ)など
歌舞伎に必要な舞台装置も ほぼ備えているという

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鰭には菊水の文様 [ブラボー]

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旧船越の舞台の展示は 江戸時代末期の農村の
歌舞伎舞台ということで 当時の村の暮らし そして文化を
改めて思い知ることが出来た 漁村でありながら
地芝居や買芝居を演じる文化 そしてその技術の高さ
村民の意識の高さに驚かされる 大棟の端部には
このように鰭に籠彫様の菊水の文様をあしらった 見事な鬼瓦を
乗せているのだが これがそれなのかは定かではない
「若」と刻んだ胴の部分は当初のものが失われていたので
移築にあたり 愛知県犬山市今井の石作神社の舞台
(安政2年)のものにならって新調されたという

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船越の舞台 背面 [めぐり逢い]

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舞台は妻を正面に見せた入母屋造で 出語りは
右手の太夫座は唐破風 左手の花座はそれより簡素なむくり破風の
切妻屋根を付け ともに細かい出格子窓を設ける
この出語りの存在が 舞台に華やいだ雰囲気を添えるのに大いに
役立っている 花道は当初のものは失われて旧状が不明なので
移築前の状態にならっていて 船越の舞台は
村方の歌舞伎舞台としては規模・内容ともに充実しており
また その由緒等も明らかな貴重な民俗文化財であるという

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旧船越の回り舞台 [な~るほど]

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船越神社の祭礼は毎年旧の6月14日で その前後の
13日~15日にかけて 氏神様に芝居を奉納するのが慣例で
そのために用意されたのがこの舞台で 現在のものは
安政4年(1857)の建立であるといい この種の建築としての
船越の舞台はかなり規模が大きく 設備も整っているという
舞台は間口6間 奥行5間と広く 中央には直径5.4mの回り舞台を備え
そして舞台下の奈落には 舞台回しのための装置が設けられる
回り舞台の構造は 当初の形式の詳細が不明なので
移築前の状態を踏襲していて 舞台の上方には
ブドウ棚 ワタリなどの舞台機構も設けられているという

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舞台両脇の出語り [な~るほど]

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部隊を正面からみると 舞台の右手(上手)と左手(下手)に
このように1坪ほどの出語り(でがたり)が張り出している
出語りとは歌舞伎演出用語で 伴奏音楽の浄瑠璃の
演奏者が舞台に姿を見せて演奏することで 反対に
御簾(みす)の中で隠れて演奏するのを御簾内という
これは上下2段になっていて 右手は下部が囃場で上部が太夫座
左手は下部が小道具入れで上部が花座(勧進元の座)である
楽屋は舞台の左手と舞台の背面の庇部分 及び舞台の
後半2間分の上部に造られた中2階が これにあてられているという

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漁村の芝居舞台 [ブラボー]

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観客席から見た船越の舞台である
移築された舞台の観客は 傾斜を利用した観客席である
船越の舞台は 三重県の英虞郡船越村(現志摩郡大王町
船越)の船越神社境内に建てられた歌舞伎舞台
船越村は志摩半島の南端 複雑な海岸線を持つ英虞湾の奥に
天然の良港を抱く典型的な漁村である 地芝居や買芝居を
演じるためのこうした舞台は幕末期から明治にかけて
多く造られ 現在でも各地に存在するが
その多くは農村のものであり 船越のような漁村の舞台は珍しい

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日本民家園 船越の舞台  [めぐり逢い]

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さて皆既月食を観て 日本民家園に戻ることにする
こちらは船越の舞台(ふなこしのぶたい)である
日本民家園には 全国の古民家だけではなく道祖神や
船頭小屋等の生活や 文化に由来する様々な民俗資料も
移築されていて この船越の舞台もそのひとつで
本格的な装置を備える 漁村の歌舞伎舞台である
この舞台の建築年代は江戸時代 安政4年(1857) その規模は
(舞台及び背面 楽屋) 桁行=11.8m 梁行=10.8m
(側面楽屋) 桁行=5.3m 梁行=7.3m
 (左右出語り)桁行=1.8m 梁行=1.8m 構造形式は
(舞台) 正面 入母屋造 背面切妻造 桟瓦葺(一部本瓦葺)
(側面楽屋) 切妻造 桟瓦葺 (出語り) 片流れ 桟瓦葺である

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皆既日食とジェット機 [ブラボー]

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この月食の最中に天王星が月に隠されているその最中に
起こったのが 羽田空港から離陸したジェット機が
皆既日食の直ぐ脇を通過したことである
余りの突然の出来事に向けたカメラには
上手く作動しない一瞬の時間のなか チャンスを
逃すことになったのは 大変残念であった

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皆既月食+天王星食 [な~るほど]

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今回の皆既月食は 月食の最中に月が天王星を隠す
「天王星食」が起こることである 天王星は約6等級で
薄い青色に光るが フォトではどれがその星の光か
確認することは出来なかった 普段の満月であれば
圧倒的な月の明るさに負けてしまうが 天王星の潜入時には
月が皆既食中で暗いため 赤銅色の月の陰に隠れる
青い惑星「天王星」が 見つけやすいという
同時に2つの食が見られる極めてレアな天体ショー
今世紀中はこの時しか見られず 最後となり 貴重な体験である

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赤色の月を眺める [めぐり逢い]

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18時9分から欠け始めた月は 19時16分に皆既食となる
月食は 地球の影の中に月が侵入し 月面に日照がなくなるために
満月が欠けていくように見える現象でだが 皆既月食では
月が地球の影にすっぽりと覆われ 地球の影の内部でも
地球の大気で屈折した赤色光により ほんのりと月面が照らされる
皆既となった月は このように「赤銅色」と呼ばれる
赤黒い色に見える 皆既食は86分間続いて20時42分に終わり
その後は徐々に月は地球の影から抜けて 21時49分に部分食が終わる

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