亀戸天神 藤棚 [クリエィティブ]
亀戸天神 藤棚である
キラメキが増して行く皐月の空が
亀の休む天神様の池に反射する
うす紫の華の帯が水面に揺れ
散り始めた藤の花が円形の男橋
太鼓橋の辺りへ吸い込まれてゆく
満開の藤色の香りは 東風に乗り
本殿近くの女橋(太鼓橋)へと舞う
遠く 菅原道真の末裔であった
九州の太宰府天満宮の神官
菅原大鳥居信祐は 1661年
江戸の本所亀戸村にたどり着き
元々あった天神の小祠に 道真ゆかりの飛梅で彫った天神像を奉祀したのが ここ亀戸天神の始まり
境内は 梅に始まり この季節の藤へ そして秋の菊へと 花と共に時を過ごす 新緑の風の中で
きらりと光る汗を拭きながら 店先の縁台で口へ運ぶ葛餅 これも亀戸ならではの風情である
2011-04-27 23:00
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さくらさん お久しぶりです 応援ありがとうございます
ブログを初めてもうすぐ一年 なんとか繋がりそうです
表題は「静かに ゆっくりと」ですが 現実はかなりハードです
気持ちは「静かに ゆっくりと」の精神です
by オレンジ色のあまいけ (2011-05-17 02:04)