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武蔵のを望む東屋 [ブラボー]

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戸定邸の庭園の敷地の外側に位置し 西側にある東屋である
表座敷棟の客間 又は徳川昭武の書斎より西の風景が
一望できる場所であり 今は訪問客がここで一休みして
東京を東の端から望み 未だ葛飾区には少ない高層ビルにも
邪魔をされずに望むことが出来るが 近年は目の前を
東京外環自動車道が横断し また真下にはJR常磐線が
通過してゆくが 晴れた日には富士山が見えることもある

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園内に一茎の百合の花 [時節]

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戸定邸内の庭の隅にひっそりと咲いていた百合の花
日本の百合は幕末に シーボルトが日本のユリの球根を持ち帰り
復活祭に用いられるイースター・リリーとして大流行し
球根は近代日本の絹に次ぐ主要輸出品として外貨を獲得したという
そのユリがここ戸定邸に咲いているのは 不思議な縁である
美人を形容する「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」の
言葉のように すらりと伸びて咲く大輪の花は
風に揺れやすく 「揺れる」が「ゆり」の語源の由来となる
説があるという このように白い花びらに赤い斑点入りの
大きな花が魅力的なヤマユリは もともとは日本原産の野生花
特に白いユリには ユリを代表する花言葉の他に「純潔」「威厳」
が付けられ 「純潔」は白い花に共通する花言葉であり
「威厳」は大輪を咲かせるこの白い百合を見れば明らかである

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百三十年余りの時を刻む [時空]

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その東屋(四阿=あずまや・しあ)を過ぎ 右へと曲がると
庭園越しの戸定邸が望める 館内部をじっくりと見てきた今は
昨日までの家屋の重みが違い ずっしりと また様々な
人たちの足音が聞こえてくるようである
建築されてから 約140年の月日が流れているが
時の流れを感じさせない歴史の重みが この館の資材
ひとつひとつに備わっている そのように思えるのである
もとこの館の主の 精神を確りと受け継いでいる そう思える

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庭園内の東屋 [ちょっと一息]

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茶室の先に庭園などに眺望する東屋(四阿<あずまや・しあ>)
戸定邸と背後の民家の境に在るのは空高く伸びる竹藪である
この竹藪の向こう側に梅林が在り 早春を告げる いや
一年の季節の始まりを告げる花が開花する
水戸徳川家と縁のある梅の花が ここ戸定邸で一年の
始まりを迎えるのは 感無量であり 相応しい場所でもある
それにしてもよく整備されている庭園である

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もうひとつのエリアへ [気ままに散歩]

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表玄関を出て奥へ通ずる道を進む 振り返ると左側が戸定邸
そして右側は茶室である 茶室については戻るときに触れる
標高24mの高台にある戸定邸はほんとうに静かな場所で
木々に覆われた戸定邸辺りは 鳥のさえずりと共に
時が過ぎて行くのは 昔と変わらないのかも知れない
ここに居る時は 昭和も平成も令和も感じることはなく
日本家屋の佇まいを兼ね備える空間で
落ち着きを持って 時を過ごせるのである
散歩のなかでも 非常に贅沢な一瞬である

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母屋から奥への道 [めぐり逢い]

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戸定邸の表座敷棟から東側を見ると 使者の間棟の
向こう側に茶室が在り その前を南へ向かう通路がある
通路の奥の左側には 梅園が広がっていて 梅の季節を愉しめ
通路の奥の右側は 表座敷棟の前の庭園の向こう側に当たり
東屋が在り 今は木々が茂り 遠望できなくなった
表座敷棟・客間の西側の風景を望むことが出来るので
外へ出て そちらに向かうこととする

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表座敷棟 西側の東京 [な~るほど]

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表座敷棟 板の間 入側 客間より西側方面である
現在は戸定邸の木々も茂り また高層ビルが立ち並ぶ
東京方面の日々の変遷は ここから良く見えたことであろう
現在 戸定邸の西側の真下には 常磐線が走り
シェルター付きの東京外環自動車道が北から南へと走り
当時の面影はないが ここ戸定邸は当時のままの造りと
視界を残しているが 昔見えていた富士山は
今は高層ビルの隅に 僅かにその姿を残す

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オープンな日本家屋 [ビューティフル]

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こちらは表座敷棟 西側に当たる
明り取りの窓が 落ち着いた世界を演出し
実用的な側面も見せている 未だ冷暖房機など
なかった時代の 日本家屋の構造が取って解る
貴重な建物であり ほぼ当時のままで残されていて
自由に観覧できることが嬉しく思える
館内はほとんどの場所が撮影可能でオープン
当時の日本家屋を堪能し フォトに残すことが可能である
部屋の造りも このようにオープンである

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時のボリュームを感じて [ブラボー]

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表座敷棟 ・客間に在る床の間 その床柱からの
庭園の眺めである 当時では珍しい芝生の庭園であり
標高25mに在る庭園からは 西側に富士山が観られた
こんもりとした丘のような構造で コウヤマキの巨木
そしてアオギリの木立に囲まれ この広い空間の
戸定邸の表座敷棟と均衡のとれた 素晴らしい世界である
時の流れを感じると共に 時の大きさを味わう
そんな世界観である

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表座敷棟 庭園東側 [時空]

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表座敷棟の旧徳川昭武庭園の左側を望む入側と板の間である
昔は手前の柱間は障子 又は襖でその手前側はガラス戸と雨戸
最前列は板の間で雨ざらしであったというが
この表座敷棟には 64枚の畳が使用されているという
襖・障子の上には明り取り あるいは通気口が在り
細部まで行き届いた気配りが見て取れ 関東大震災や
戦火を耐え抜き 明治・大正・昭和の水戸徳川家の暮らしぶりを
いまに伝え 当時のようすを垣間見ることが出来る

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徳川昭武の書斎(居間) [時空]

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表座敷棟の客間・二の間(左側)の奥に在る部屋が
書斎(居間)と中の間 中の間の手前にもう一部屋ある
140年余り前に建てられた館が このような姿で
見られることも凄いのだが 状態よりも落ち着いた
品格とその質の高さを素直に感じられるのは素晴らしく
時代を感じさせない 日本家屋の良さを兼ね備えている

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表座敷棟へと戻る [ブラボー]

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戸定邸内の隅々を巡り 表座敷棟に戻って来た
書院造庭園と言われるその書院である
この床の間がある部屋は「御本間」と呼ばれ 一番身分の
高い人が床柱を背にして 庭園を眺めた部屋である
800坪ある戸定邸の中心をなす部屋で 時代の流れを/div>
一番感じる部屋でもあり 徳川家の名残を残す場所でもある<
床の間の裏側には徳川昭武の書斎が在り
その奥には日本風の中庭が在り 奥座敷棟も見える

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オーダーメイドの金庫 [ブラボー]

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表玄関を入り 表座敷棟へ向かう途中に
二階建ての内蔵が在ったが こちらは金庫と思われる
何気なく撮ったプレートにはTAKEUCHIとある
調べると 幕末に創業した日本最古の金庫メーカー
「竹内金庫」で 皇室や日本銀行などでも使用されていたが
現在は流通しておらず “幻の金庫”と言われているという
オーダーメイドで金庫を作り ネジ1本から金庫職人の手作りだという
明治時代に金庫職人 日本人の順応と器用さを見る思い

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使者の間棟脇のトイレ [時空]

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これは内玄関の脇に在ったトイレである
昔は磁器製の便器が使用されていたようだが
現在のものは平成十年に暫定的に整備されたらしい
明治期 あるいは昭和期に見られたトイレの様子である
このように戸定邸を観て来ると 明治17年(1884)の座敷開きから
約140年の時を経ているが その状態の良さと
今でも当時の様子が 時の経過を持たずに再現されている
そのような空間に驚くのであり 日本家屋の美しさと共に
現代でも通用する徳川昭武の欧米仕込みを織り交ぜた
その感性の豊かさを思い知るのである

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柾目の杉に吊り輪 [めぐり逢い]

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さて 表座敷棟や使者の間棟には見られなかったが
正目の杉の柱には このようなものが在ったのだが
これは何だかお解りであろうか
昔の日本家屋には このように立派な造りではないが
どの家庭も使用していて その際に必要なものなのだが
そうである 蚊帳を吊るす時に使用する紐を掛けるもの
柾目の杉の木に取り付けるのは もったいない気もするが
毎日の生活のなかでは エアコンの無い時代には
必要なものであったのである
それも昭和ではなく 明治からのものである

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戸定邸を支える台所棟 [時空]

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こちらは表座敷棟からみた台所棟の入口で
右のフォトの背後は 表座敷棟へ通ずる廊下
配膳ようの棚 そして下には物を入れる引き戸付きの棚
もちろん 来客人と出逢うことはない
この廊下の左側は 子供部屋として増築された部屋の中座敷棟で
増築前に この廊下が在ったのかは解らず
奥座敷棟と表座敷棟を結ぶ廊下を使用して
いたのかも知れないが 静けさは保たれていたと思われる

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中座敷棟前の台所棟 [な~るほど]

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これは右側に中座敷棟 左側は台所棟に接する廊下である
台所棟は非公開で その内部の様子は解らず また
食事も何処で取ったのかは解らないが この廊下の左側には
台所への入口と 配膳用の棚が配置されている
これは表座敷棟のお客への配膳のためのものと思われる
この突き当りは中庭と接しており
また台所棟には 台所・土間・女中専用の内玄関が在った

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何時もと違うサプライズ [めぐり逢い]

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タイ処棟の二階は 使用人の部屋で
表座敷へ通ずる廊下の中庭の反対側に在り 客人と
顔を合わせないように 二階の窓の雨戸は 常に
閉じられていたというのだが この日 二階の雨戸が
開いていた 初めて観る光景に手が勝手に動き
良い獲物を得たと言わんばかりのように
シャッターを切った 幾度と訪れていると 大したことは
無いのだが サプライズに出逢ったように感ぜられるのである

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台所棟の使用人の部屋  [な~るほど]

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こちらは表玄関から入り 内蔵の前の廊下を左方向に
行ったところに在る台所棟 一階は台所で
二階は使用人の部屋で 雨戸は閉じられたまま
と言うことは以前書いたと思う 台所棟は中座敷棟の
辺りから給仕 配膳などを行っていたようである

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一本の杉の大木の梁 [ブラボー]

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これは以前 表座敷棟の入側縁の時に登場した
廊下の梁に使われている木 長さ12~13mあった
一本杉の大木 それと同じものが 使者の間の梁に使用され
落ち着いたこの部屋の調和と空間とを創り出している
他で見るものよりも とにかく美しく仕上げられているのか
戸定邸の見事な部分であると思え そしてこの部屋
移築建築されていたものが ここに戻されたことも
心の底に押し寄せてくるものがあり なかなか灌漑深い
何気なくとったこの一枚のフォトのなかに
贅沢な木の 一見質素にも見える表情が 至る所に観られる
また 何年もの時を経て このように輝きを持って
存在する日本家屋の伝統と受け継がれて来た知恵
日本人の持つ感性の凄さを 改めて感じるのである

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押入れの床の資材は [ブラボー]

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戸定邸の使者の間は 一時 行方不明になっていたものが
平成8年に 印西に移築されていることが20数年前に解り
平成 9年に 持主が松戸市に旧使者の間の部材を寄付して
復元され 平成10年4月から一般公開されているものであった
どのような経緯で この使者の間が移築されたのかは解らない
さてこれは床の間の左側にある押し入れである
押し入れの奥は障子が張られ オープンする珍しい造りだが
驚くのは押入れの床板である この床板 黒光りしているが
なんとケヤキの一枚板が使われ 反射する光が
輝きを持ち 目立たぬ所への気配りである
ケヤキは水を通さず そのため材は狂いが少なく
湿気に強いのが特徴で 幅広い用途に使われ
木目が美しく 磨くと著しい光沢を生じるという

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床の間の竿縁天井 [な~るほど]

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使者の間には 二つの部屋があるが 奥の庭側に在る
身分の高い来客の使者の部屋にあるのが 床の間の存在である
床の間の竿縁天井の張り方には「床差し」と呼ばれる注意すべき
タブーが存在し 「床刺し」「床挿し」ともいわれ
床差しは床の間と竿縁が直角に取りつけられた状態のことで
古来より床差し天井は不吉とされ 忌み嫌われた
床の間は和室の中で最も格式高い場所で 和室の象徴として扱われ
その床の間を突き刺す方向に張られた竿縁はタブーとされ
古来より竿縁は床の間と平行になるように配慮されてきたという

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使者の間棟の床柱 [な~るほど]

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こちらは使者の間の床の間に在る大変珍しい資材で
床柱に使用されているものて鉄刀木(タガヤサン)
黒檀(コクタン) 紫檀(シタン)と共に「唐木三大銘木」とされ
重硬で緻密な材質であり 古くから銘木として建築や家具・楽器
などに用いられ 高級箸の木地としても珍重されているという
表面に黒褐色の面と少し淡い金色を帯びた筋が通ることによる
縞模様がみられ この金色を帯びた黄色い筋は横断面にも見られる

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使者の間 天井の細工 [な~るほど]

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使者の間棟には まだまだ見るべきものがある
と言っても こちらでは解る知識もなく ボランティアガイドの
説明により気付かされる 二つの部屋にはランクがあり
皇室や華族などの身分の高い来客の使者はと普通のお供の人の
部屋は違い 部屋の造りも細部で違うという
たとえばこの天井 下側は身分の高い使者の部屋
竿縁天井(さおぶちてんじょう)と呼ばれる天井には
「竿縁」と呼ばれる細い横木が通っているが
上の身分の低い手前の使者の間の「竿縁」は 角材のままであるが
下のフォトの「竿縁」は 縁をカットしてあるといい
また2部屋の天井板の幅も違うという

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使者の間棟より庭園 [ブラボー]

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その辛夷(コブシ)の木の向こう側に広がるのは
奥座敷棟であり 徳川昭武の庭園である
ゆったりとした落ち着きのある空間のなかに広がる庭園
そしてそこに構えているこの母屋の存在は 徳川家の
名残を十分に満たしているものであり また変化した次第を
感じさせるには 風通しの良い異空間である
時代は明治から大正 昭和 平成~令和と変わるが
ここには江戸の名残と 明治の姿がそのまま残っており
気候変動による季節の変化だけが 色合いを速めているようである

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子どもの「握り拳」 [な~るほど]

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どこでもそうなのだが 戸定邸にもボランティアの
案内の人がいて この使者の間の説明を聞いている時に
振られたのが この木の赤い実である
これは何だと思いますかの問いに 答えられなかったのだが
よく見てください 何かに似ていませんか とのヒントだったが
この木は モクレン科モクレン属の落葉高木で コブシ(辛夷)
この和名である「コブシ」の由来については 諸説あり
つぼみの形を握りこぶしに見立てたとする説
つぼみが開花する様子を握りこぶしが開く様子に見立てたとする説
でこぼこした果実(集合果)の形を握りこぶしに見立てたとする説
などがあるが 花期は早春(3~4月)なので 少し早い気もするが
コブシの特徴あるピンクの実であると思えるが 名前の由来も
コブシの形も初めて観る私には 少し驚きもあった
この実が子どもの「握り拳」に似ているところから付けられたと
そう言われるのが 納得できる瞬間であった

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二階建ての内蔵 [ブラボー]

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戸定邸で二階建てになっているのは台所棟
そしてこの内蔵である 表玄関の左側の内玄関を入った使者の間棟から
見えるのがこの内蔵で 耐火建築の蔵で内部の階段で行き来する
二階には 刀剣や絵画などが収められ 蔵の周りは厚い土壁で
正面の扉と壁は 白セメントに白榴石(はくりゅうせき)
黒色の霞石 石灰を混ぜて塗り 乾く前にブラシでこする
洗い出しという技法で造られている

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葵紋とフタバアオイ [な~るほど]

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戸定邸の外の鉢に在ったのがフタバアオイである
葉はハート形をしていてる小型の草本で この葉が徳川家の
家紋 「三つ葉葵」のモデルであることで知られているが
フタバアオイの通常の葉の数は2枚であり 3つの葉をもつ
フタバアオイは稀で 三つ葉葵は架空のものである
古代の氏族 賀茂氏の象徴である葵祭に見られるように
葵紋は賀茂神社の神紋(二葉葵・加茂葵)になっていて
賀茂氏との繋がりが深い三河国の武士団は 葵紋を家紋としてきた
葵紋(あおいもん)はフタバアオイを図案化したものである

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座敷に洗面台 [めぐり逢い]

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さて 戸定邸の邸内 そして庭を巡て来たが
これは洗面所である 表座敷棟の奥の端にある小さな部屋で
建築当初から在ったものではなく 大正十年以降の
増築された部分で 昭武の孫夫婦が新婚時代に
洗面所として使っていたといい 畳が敷いてあるのは
床に膝をつき かかんで洗面を行い 引き出しの
中に入っていたタオルで 顔を拭いていたそうである
洗面所に畳が敷いてあり 一般の家とは感覚が違い
驚いた場所でもあった

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秋庭の間 床の間 [めぐり逢い]

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離座敷棟「秋庭の間」の西側の部屋に在る床の間である
床の間は 主人が客人をもてなすために一番神経を使う場所で
主人が客人に対しての心映えを表現している場所で
掛軸 あるいは書や絵などの「床の飾り」で表される
秋庭への来客をもてなす空間として 使われた場所は
光を十分に取り入れたように思える空間である
離座敷棟は戸定邸落成の二年後の1886年秋に増築され
大正10年(1921)に亡くなり 35年間ここに住んだのか(?)
昭武は明治43年(1910)に亡くなっている

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