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出口付近の数理模型 [ブラボー]

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さて極楽鳥展 充分に満喫して会場を去る時が来た
その出口付近に在ったのがこれである
インターメディアテク2F F R Pで制作した大型の数理模型
この流麗で美しいフォルムを持つ数理模型は
難解な数式を目に見える形で立体化させたもので
この模型は 積層の方法を使用して形状の削り出しを試みたもので
10cm毎に模型の輪郭線を出力し その形を重ねつつ
階段状になった部分を徐々に整えていく シンプルな方法ではあるが
調整は難しい 当時の制作技法が明確に判別出来ない中で
試行錯誤を繰り返し 現代の技術とも摺り合わせつつ 制作に
取り組んでいく事は 新たな発見もあり興味深い経験でもあった
とあるが 私も貴方と同じで チンプンカンプンである

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東京大学コレクション [ブラボー]

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東京駅丸の内南口前 KITTE丸の内の2階・3階に在る
インターメディアテク 日本語に訳すと「間メディア実験館」で
明治10年(1877) 東京大学が開学以来蓄積してきた学術標本の
常設展示スペースで 単に学術文化財を展示するという域を超え
アート&サイエンスをキーワードに既存の資源・表現メディアを
融合した実験の場の実現に向けてプロジェクトの場で
インターメディア(intermedia)とは 光・音響・色彩などの表現と
身体の動きなどが 新しい形で合流した芸術表現であるという
無料で 東京大学が蓄積して来たものが テーマごとに
定期的に展示品が変わるこのスペースは 必見である

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展示室のガラスケース [な~るほど]

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2階と3階にある博物館には 東京大学の所蔵品の
動物の骨格標本などが展示されているが ジャンルや時代ごとに
展示してあるわけでは無く 様々なものがある
また 旧東京中央郵便局舎の一部を保存して再利用しているため
床は 昔風の木張りとなっていている
目を引いたのはこの巨大なカニの標本 タカアシガニかな(?)
面白いのはこのケースで 展示してあるガラスケースの
右上には「IMAGES DE BOUDDHA =仏像」の文字
実はこの巨大な展示ケース パリのギメ美術館で使われていた
ものを譲り受けたもので フランス語で書かれている
同様のケースは数点在り ひとつの展示ケースは設置した時に
ガラスにヒビが入ったが 現在もそのまま使用しているという

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KITTE丸の内 2・3階部 [時空]

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このスペースが今回の会場
KITTE丸の内の2・3階部を ミュージアム・スペースとして
使用されている「インターメディアテク」の館内風景である
この通路の左側に展示スペースがあり
無料で 充実感及び満足のいく時間を十分に
愉しませてくれるスペースである 展示物の配置にあたっては
我々来館者導線を想定するという常套的手法をあえて採用せず
自分の眼で見て 発見し 驚くという体験の場を 来館者
とりわけ若い世代に体験させる場としてのミュージアム空間
「インターメディアテク」の目指すものはそこであるという

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東京エフェメラ [時空]

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今回の特別展示『東京エフェメラ』は これまでミュージアムに
収蔵される機会の少なかった「エフェメラ」を通じて
戦後東京のヴィジュアル・アイデンティティを捉える試みで
エフェメラ(ephemera)とは 一時的な筆記物および印刷物で
長期的に使われたり保存されることを 意図していないものを指す
終戦以来 二度のオリンピック開催を機に東京は劇的な変化を遂げ
同時にその先進的なイメージを 国内外に発信してきたが
一般的に共有されている「東京」とは 多種多様な記号の集合体であり
固定された具体的なイメージではない その渾然とした
イメージを多角的に捉えるために 戦後日本独自の印刷文化の
底流を支えてきた「エフェメラ」 すなわち一時印刷物から
東京にまつわるコレクションを公開しているコーナーである

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アインシュタイン・エレベーター [時空]

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これはインターメディアテク展示のエレベーター
そこには「伝アインシュタイン・エレベーター」とある
このエレベーターは 東京大学本郷地区キャンパス理学部
旧1号館に設置されていたエレベーターで 2013年に理学部旧1号館が
取り壊された際に東京大学総合研究博物館に所蔵され
ここJPタワー内の学術文化総合ミュージアム
「インターメディアテク」(IMT)に常設展示されている
アルベルト・アインシュタインが1922年の来日時に
使用したという伝説があったため このように呼ばれているが
エレベーターがあった理学部旧1号館が着工されたのは
来日より後の1924年であり 実際にはアインシュタインは
理学部旧1号館及びこのエレベーター自体を使用していない
が これらの伝説ができた背景にはアインシュタインの
一般相対性理論の基本となる等価原理は「エレベーターの思考実験」
から着想されたこととの連想が考えられるという

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間メディア実験館 [な~るほど]

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ここ旧東京中央郵便局舎は 昭和モダニズムを
代表する歴史建築として知られていた5階層のビルで
その2・3階部をミュージアム・スペースとして改装し
誕生したのが この「インターメディアテク」(IMT)
この呼び名は 各種の表現メディアを架橋することで 新しい文化の
創造につなげる「間メディア実験館」に由来する
その活動の舞台となるのは 東京大学が明治10年(1877)の開学以来
蓄積してきた学術標本の常設展示で 歴史的な遺産を
現代の都市空間のなかで 再生させるデザイン技術は
「インターメディアテク」の展示の見所のひとつであるという

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オオフウチョウ(極楽鳥) [めぐり逢い]

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こちらが展示の命名のモチーフとなったオオフウチョウ(極楽鳥)
20世紀後半/剥製標本/東京大学総合研究博物館研究部所蔵
ニューギニアの森林に分布するフウチョウ科鳥類の雄は
飾り羽を広げ 雌に対し求愛ダンスを行う 飾り羽の
色や形は種によってさまざまである。フウチョウ類の羽毛は
装飾として用いられ乱獲されたが 現在は商取引が規制されている

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オオフウチョウ [ビューティフル]

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今回の展示は 鳥類の色彩や羽毛の多様性とその生物学的
意味を知り それにインスパイアされた人間のデザイン
そして人間の想像を超える進化の妙を体験できる場とすることが
狙いであり 展示の命名のモチーフとなったオオフウチョウ
(極楽鳥)に注目 極楽という名はその姿にふさわしいものだが
そこには歴史や伝説 保護という側面も秘められているという
今まで見たことのない 鳥の美しさである

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謎の鳥 極楽鳥 [な~るほど]

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オオフウチョウ(極楽長)はメスにアピールするために
信じがたい飾り羽を進化させた
だが16世紀に初めてヨーロッパに紹介された時は
たまたま脚と翼が切り取られていた
その結果 この世のものとは思えない美しい鳥は
「天上に住み 一度も降りることなく
風に乗って飛び続ける 足のない鳥」に祭り上げられた
それゆえに「極楽」の名を冠されたわけだが
西洋人には長らく謎の鳥であったという

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ジオラマ 「鳥の楽園」 [な~るほど]

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ハチドリ類ジオラマ 剥製標本 年代未詳
(山階鳥類研究所所蔵 東京大学総合研究博物館寄託)
 
展示中のジオラマは11種のハチドリが収められ
さながら図鑑 あるいは飼育ケージのようで
このような展示手法は かつてその地域の生物相を一覧できるように
多様されたものである 構造上 正面というものが無く
四方全てから見られることを想定したデザインとなっていて
本物の巣と抱卵中の鳥もいる 興味深いことに
ジオラマがはやった19世紀のフランスでは
このような鳥のインスタレーションを「鳥の楽園」と称していたという

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ジュエリーと宝飾芸術 [な~るほど]

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特別展示『極楽鳥』は東京大学総合研究博物館と
ジュエリーと宝飾芸術の学校『レコール』による
鳥を巡るジュエリーと博物学の競演で開催されている
「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」とは
フランスを代表するハイジュエリーメゾン
ヴァン クリーフ&アーペルの支援のもと
2012年にパリのヴァンドーム広場に創設され
レコールは ジュエリーと宝飾芸術の世界を広く一般に向けて
門戸を開いた世界で初めての学校で ジュエリーと
宝飾芸術に関するライブラリーの公開などを通じて
さまざまな形で研究支援を行っている

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ステルレの“天使の髪” [ブラボー]

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ショーメ 鳥のブローチ ピエール・ステルレ作
年代未詳 ゴールド ラビスラズリ ダイヤモンド
 
ショーメ家は 1780年に設立されパリに本拠を置く宝石商
奔放で自由自在のデザインは めくるめく宝石の鮮烈な色彩
対象物を変形させるデフォルメされた自然
ハンマーで叩いたり 表面を荒らしたり
編んだり撚ったりしたイエローゴールド
それらは典型的なジュエリーのスタイルとなり
一世を風靡 なかでもステルレの“天使の髪”と
呼ばれたゴールドチェーンの細い糸状の金で作る 
房飾りのような装飾する糸処理の技術のフリンジは
ピエール・ステルレの個性を物語るシンボルとなった

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ピエール・ステルレ [な~るほど]

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ピエール・ステルレ 鳥のブローチ 年代未詳
イエローゴールド ホワイトゴールド
ラビスラズリ エナメル ダイヤモンド
 
ピエール・ステルレ(1905−1978年)や 同時代に活躍した
デザイナーのデザインは 奔放で自由自在 花や蝶を
本物そっくりに仕立てる具象のジュエリーではなく
抽象絵画のように大胆でグラフィカルな造形であった

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孔雀のブローチ [ブラボー]

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ギュスターヴ・ボーグラン 孔雀のブローチ
1850年頃 ダイヤモンド ルビー ゴールド
 
1867年 パリ万国博覧会にて ギュスターヴ・ボーグランの
孔雀のブローチが話題を集めた
 
この1867年パリ万国博覧会は 日本が初めて公式に参加し
“最後の将軍”徳川慶喜の将軍名代として
慶喜の弟 徳川昭武(1853~1910)が派遣された

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鳥の帽子ピン [ビューティフル]

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伝メゾン・ルヴナ 鳥の帽子ピン
ルビー ダイヤモンド エメラルド 金に銀
 
毎秒数十回も羽ばたきして空中にとどまるハチドリ
小さな体に秘められた躍動感 ラケットハチドリの
尾羽が震えるさまを写すのに使われたのも
「アン・トランブラン」という技法 ワイヤーを巻いたバネを使い
ジュエリーを揺らして輝きを増す
ジュエリーに取り込むために様々な工夫がなされた

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「アン・トランブラン技法」 [な~るほど]

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1880年代 鳥のブローチ トランブラン仕掛け
 
鳥のブローチに「アン・トランブラン技法」を
応用することにより 鳥の動き とりわけ
飛翔中の姿を生き生きと伝えることができる
このように尾の表現に「アン・トランブラン技法」を
使用している作品の代表的なものである

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トランブラン仕掛け [な~るほど]

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鳥のブローチ 19世紀
ダイヤモンド ルビー サファイア
エメラルド 金に銀 トランブラン仕掛け
 
「アン・トランブラン技法」はフランス語で
「振動しながら」を意味する ジュエリーの一部が
振動する仕掛けは 18世紀末発明され
ジュエリーの一要素をワイヤを巻いたバネで
本体に繋ぐことにより 貴石に立体感と滑らかな
動きをもたらし その輝きが増す
この技法は ブローチやティアラのデザインの一環として
花の表現によく導入された

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ファンタジー [時空]

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鳥は空を飛ぶがゆえに 天井と地上を結ぶものと
見なされて 人は鳥に様々なイメージを投影して来た
ここに展示された宝飾品の半数ほどは
具体的なものではなく イメージ
あるいはファンタジーとしての鳥を象っている

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独創的なファンタジー [めぐり逢い]

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ヴァン・クリーフ&アーペル
1941年 鳥のブローチ
鳥のブローチとあるが もう生物の
イメージから離れ 現実とは別の世界である
より独創的なファンタジーとしての鳥の姿である
日本における飴細工の域である

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ピエール・ステルレ [ブラボー]

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ピエール・ステルレ 鳥のブローチ
イエローゴールド プラチナ ダイヤモンド トパーズ
ジュエリーで鳥を想像上の生物として表象する傾向は
学問と芸術の歴史的な発展と密接に関わっている
大航海の時代に「未開の地」から西洋に届いた鳥は
その多様性を西洋人に知らせると共に
異国趣味「エキゾチシズム」を後押しした
シカシ鳥のイメージを極端に様式化し
突出した造形のジュエリーを発表したのが
ピエール・ステルレ(1905~1978)である

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ピンクフラミンゴ [ビューティフル]

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ヴァンクリーフ&アーペル ピンクフラミンゴのクリップ
2016年 ローズゴールド ホワイトゴールド ダイヤモンド
ピンクサファイア ブラックスピネル コーラル ターコイズ

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鳥のブローチ [ビューティフル]

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ピエール・ステルレ 鳥のブローチ
年代未詳 イエローゴールド
プラチナ ダイヤモンド グリーンサファイア

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鳥のブローチ [ブラボー]

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ピエール・ステルレ 鳥のブローチ
年代未詳 プラチナ イエローゴールド
アメシスト トパーズ アクアマリン ダイアモンド

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鳥のブローチ [めぐり逢い]

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ピエール・ステルレ 鳥のブローチ 年代未詳
プラチナ イエローゴールド アクアマリン ダイアモンド サファイア

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小鳥のブローチ [な~るほど]

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会場デザインは 夜の鳥から昼の鳥
さらにファンタジーの鳥へ
すなわち暗い世界から幻想的な場へと
インターメディアテクの世界観にふさわしい
詩的な空間を演出しているという

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孔雀のブローチ [ビューティフル]

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カルティエ 孔雀のブローチ
1947年 プラチナ イエローゴールド
ダイヤモンド エメラルド ルビー サファイア

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飛躍のブローチ [ビューティフル]

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特別展示『極楽鳥』は鳥類の色彩や羽毛の多様性と
その生物学的意味を知り それにインスパイアされた
人間のデザイン そして人間の想像を超える
進化の妙を体験できる場とすることが狙いであるという
特に 自然科学的視点の一つとして 展示の命名の
モチーフとなったオオフウチョウ(極楽鳥)に注目
極楽という名はその姿にふさわしいものだが
そこには歴史や伝説 そして保護という側面も秘められているという

ショーメ 鳥のブローチ 19世紀
/ゴールド シルバー ダイヤモンド ルビー エメラルド

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鳥たちのクリップ [ビューティフル]

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鳥の二つのクリップ
ヴァン クリーフ&アーペル 鳥のクリップ(右側)
1946年 プラチナ イエローゴールド
ルビー サファイア ダイヤモンド
ヴァン クリーフ&アーペル 二羽の鳥のクリップ(左側)
1945年 イエローゴールド ローズゴールド ルビー
サファイア ダイヤモンド
ヴァン クリーフ&アーペル所蔵

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ブルーバードのクリップ [ビューティフル]

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ヴァン クリーフ&アーペル ブルーバードのクリップ
1963年 プラチナ イエローゴールド
サファイア ターコイズ コーラル ダイヤモンド
ヴァン クリーフ&アーペル所蔵

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